実は、このblogを立ち上げる時に、
HPに書いていた過去のDIARYも残す予定だったのですが、
ちょっとしたアクシデントでデータが消えてしまい
最初はショックだったのですが、
後ろを振り返らず、前を向いていけばいいか、と思い直して。
といいながら、今年になってみた舞台を2つ振り返って紹介。

今年の初観劇はNODA・MAPの「パイパー」
野田さんの舞台で、過去にそれぞれ主役を演じた
松たか子さんと宮沢りえさんのW主演。
ほかにも橋爪功さんや、大倉孝二さん、コンドルズのメンバーに
50人ほどのアンサンブルキャストのみなさんと、豪華な面々。
しかも、舞台は1000年後の火星。
人類が火星に移住してから、変貌を遂げた夢の生活とは・・・?!
茂木さん曰くの「言葉遊び」満載の脚本は、
笑いだけでなく、最後にじんわりと考える何かを胸に残してくれました。
“今までにない”を目指したパンフレットも一読の価値あり。
最近、特に好きな俳優の大倉孝二さん。
パイパーでも登場早々にあの雰囲気で笑わせていただきました!
2月いっぱいシアターコクーンにて。
全ステージ当日券もあるみたいですよ。

そして、「リチャード3世」。
いのうえひでのり×古田新太のリチャード3世と聞いて、
これは是非観てみたい!と思う組み合わせ。
以前に、蜷川幸雄×市村正親のリチャード3世を観たことがあり
それとはまったく違った破天荒な舞台を期待して・・・。
衣装や音楽、舞台の仕掛けなど、時代背景を超越した設定が面白い。
本来のシェイクピア的な台詞回しなども残しつつ
ふんだんに遊びも盛り込んだ舞台。
悪いだけではなく、ちょっとどこか憎みきれない古田新太のリチャード3世。
この舞台で、久々に安田成美さんが舞台復帰。
個人的には、マーガレット役の銀粉蝶さんが素敵だった。